5:20起床、曇り。
昨日は上田市にある無門館、デッサン館を観ようと
高速道を関越から上越へと走らせたが、
途中、富岡--下仁田間が台風被害のため通行止めとなっていたため
急遽、予定を変更し、「富岡製糸場」に行った。
「富岡製糸場」は現在、世界遺産暫定リスト国内決定の段階にある。
見学してみて、明治5年に建てられた東繭倉庫をはじめ、
各施設とも保存が行き届いており、明治維新直後の心意気を感じさせるに
充分であった。
その後、甘楽町の小幡地区へ行って、織田氏七代の墓を見る。
墓の横手で、台風の影響で土砂崩れがあったらしく、
せっかく植えつけた苗や種が土砂にやられてしまったと
老人がこぼしつつも、種まきをしていた。
道路地図に長厳寺の日本一大きな磨崖仏(まがいぶつ)とあったので
探し探し行ってみる。
急な石段を登った先に岩に刻まれた仏顔を観たときにはうれしさを感じた。
あまり知られていないこんなものもあったのだと感心した。