首相安倍は就任以来、一切の責任をとらず、すべて有耶無耶にしてきた。その極めつけは前農水相松岡の死だ。首相安倍は前農水相の死をいい口実にして政治とカネの問題を闇に葬ろうとしている。
年金については、すべて支払うと約束したいなどとかっこつけていっているが支払うのは当たり前だ。問題はどの金で払うのかだ。首相安倍が明らかにしなければならないのは、記録不明の払い込まれた年金総額はいくらで、その資金はこれまでどう運用されていたのか、を説明することだ。使途不明になってしまった金額がいくらであるか明らかにしないで、支払いを約束するからいいだろうでは盗人猛々しいといったところだ。
それと、「戦後レジームから脱却する使命を帯びた内閣」だと、国民はそんな使命を首相安倍に担わせた覚えはない。だいたいどこへ脱却するのだ。日頃の言動から察するに、
首相安倍は日本を米国とのタッグにより自由に軍事行動がとれる美しい国にしたいのだろう。
そんなことは絶対に許さない。それにしても首相安倍はどこまで増長するんだ。自公党はどこまでめちゃくちゃをするんだ。日本の将来が末恐ろしい。
首相「私の内閣で解決」 自民が全国政調会長会議
2007年6月13日 19時17分
自民党の全国政調会長会議が13日、党本部で開かれ、安倍晋三首相(党総裁)ら幹部は参院選での与党過半数確保に向けて、年金記録不備問題の解決に全力で取り組む考えを強調した。
首相は「長い年月に先送り、隠ぺいされてきた問題をすべて私の内閣で解決する決意だ。皆さんが支払った年金は間違いなくすべて支払うと約束したい」と表明。「戦後レジーム(体制)から脱却する使命を帯びた私の内閣でこそ、この問題は解決できる」と力説した。
青木幹雄参院議員会長は参院選での勝利は「首相が(1年以内の記録統合を)約束している言葉を信じ、国民に本当にできると訴えきれるかどうか」にかかっているとの認識を示した。
中川秀直幹事長は「公務員の世界のなれ合い体質が根本的な原因だ。民主党は(社会保険庁を)国税庁と統合すると言っているが、税の世界にまで不祥事が広がり、国を滅ぼす」と批判した。
(共同)