古賀氏というのは全く節操がない。安倍氏の人気に便乗し、よほどポストを得たいらいい。
こんなひとばかりだから、自民党では人雪崩を止めることができないのだ。
このまま行ったら、自民公明翼賛党が9月には出来てしまう。安倍氏は柔和で自信なさそうにみえるが、「伝統ある長州出身の政治家として命懸けで頑張っていく決意」2を語るなど狂信的なところがあり、こういう人が取り巻きにちやほやされて変な自信を持つと止めようがない暴走を始めるのだ。
自民党員はその辺をよくわきまえて判断を間違わないよう、後から臍をかむことにならないよう安易な総裁選びをしないようにあえて申し上げておくこととする。
自民党は自党の危うさに対する自覚を失っている。
先ずポストにありつくことが先で、政策など二の次三の次だ。
日本はとんでもなく危険な状態にある。
古賀元幹事長「人気ないと指導力発揮できない」
2006年08月12日22時20分朝日新聞
自民党丹羽・古賀派代表の古賀誠元幹事長は12日、北九州市で講演し、9月の党総裁選への対応について「マスコミの演出する国民的な支持や人気を得ながら、政治家としてのしっかりした哲学や理念を国民に説明できる指導者を選ばねばならない」と語った。安倍氏の名前には直接言及しなかったが、これまでめざしていた非安倍勢力の結集を断念した理由を説明したものだ。
古賀氏は「国民の支持や人気がないと、リーダーシップが発揮できなくなっているのは事実。ポスト小泉の選択では、そこが一番悩ましい」と指摘。その上で、「新総裁のもとでその政権をいかに長期に安定させていくかに私たちが協力していくことが必要だ」と述べ、来年の統一地方選や参院選に向けて挙党態勢を築くべきだとの考えを示した。
安倍氏「命懸けで頑張る」・自民総裁選(日経新聞)
安倍晋三官房長官は12日、地元の山口県にお国入りし、9月の自民党総裁選への出馬を事実上表明するとともに、勝利への強い決意を示した。
「長州は7人の首相を生み、日本のかじ取りを担ってきた。私も伝統ある長州出身の政治家として命懸けで頑張っていく決意だ」。安倍氏はこう熱弁を振るったうえで、首相ポストへの自信と不安もにじませた。
「小泉純一郎首相が11日までモンゴルに出張した間は首相臨時代理だった。この臨時代理を取るのがなかなか大変。首相は大変な責務で、重圧に日々耐えなければならないんだろう」
下関市での集会には約3000人が集まり「安倍首相の誕生を目指し一丸となって支援していく」との決議を採択した。
安倍氏は記者団に「父(安倍晋太郎氏)が総裁選に挑戦し、あと一歩のところで病に倒れた。それだけに地元の期待は大きいと感じた」と意気込みをみせた。13日には長門市にある父の墓を訪れ、総裁選への立候補を報告する。 (01:16)