250年前の1756年1月27日、モーツァルトがこの世に生を受けていなかったら、私の人生はなんと無味乾燥なものとなっていただろうか。モーツァルトのない人生なんておよぶべくもない。
人間として生まれ、モーツァルトの音楽を魂で聴ける喜びは何ものにもかえがたい。
思い起こせば私の中で、モーツァルトがone of themからonly oneの存在になったのは1991年、奇しくもモーツァルト没後200年の年であった。あれから15年、私にとってモーツァルトはなくてはならない存在になった。
私はモーツァルトリスナーである。