私は郵貯・簡保のお金350兆円の金融リスクが担保されていない小泉首相の郵政民営化法案に反対です。
また、私は民間人ですが小泉首相が「民間にできることは民間に」とか「官から民へ」とかお題目のように叫んでいることには胡散臭さを感じます。
あわせて各党党首討論で見せる小泉首相の尊大で、横柄な態度には正直、反吐がでます。
国民は小泉首相の煽動に乗せられてはいけません。
小泉首相の郵政民営化法案は議会ではっきりと否決されたのです。小泉首相は悔しいでしょうけれどもその事実ははっきりと認識するべきです。それを未練がましく郵政民営化法案の賛否を問いたいと衆議院を解散するなどとは、最高権力者の横暴であり、議会制民主主義ルールの破壊です。基本的ルールを守れないあるいは軽視する小泉首相は即刻議会から退場すべきです。
小泉首相、自民党はぶっ壊したのだからあなたの公約は果たされました。4年間お疲れ様でした。しかし、もう破壊者は必要ありません。郵政事業の民営化は破壊よりも創造を得意とする人に任せるべきです。
小泉首相は立派な破壊者でした。そのことは多くの人が認めるところで否定はしません。ですから、小泉首相が創造者になれなくても誰も文句は言わないでしょう。
更に小泉首相は、破壊は得意だけれど創造するのは苦手という自覚を持たれているからこそ今回の選挙で負けたら辞任する、勝っても任期の来る1年後にはやめるといっているのでしょう。それならば、小泉首相、為にする選挙活動はこのぐらいにして、選挙後はただちに結果のいかんを問わず、創造的なリーダーに政権を委ねるべきです。