本日2005年4月27日の夕刊フジの大見出し
写真入手「運転士の素顔」と大写しの顔写真
これは何だ。夕刊フジは
これをスクープだ、自分たちの手柄だと思っているのか。
車両内には未だ救出されていない方々がおられるのに、そして救出を胸のつぶれる思いで待ち続ける近親者の方々がおられるというのに、夕刊フジの記者たちは運転士の写真を入手するために奔走していたのか。写真が入手でき、本日の夕刊に間に合ってそんなにうれしいか。
写真掲載で救出が早まるというのか。亡くなられた人がよみがえるとでもいうのか。
運転士の近親者の心情をお思いやった事はあるのか。それともこんな大事故を引き起こした運転士の近親者への配慮など必要ないというのか。
私はフジテレビ問題以降、夕刊フジの偏向報道を苦々しく思ってきた。そして、昨日の夕刊フジの大見出し「ゲーム脳」にはあきれ返った。
しかし、今日は夕刊フジを許すことはできない。
これでは運転士一人に罪をおかっぶせようとする悪質ないじめだ。
夕刊フジは人権無視よりひどい人間としてあるまじき行為に出た。
各新聞社は今回の夕刊フジの記事を取り上げ自社の見解を示すべきだ。
各新聞社がこれを看過するならば、それはジャーナリズムの死を意味する。
JR西日本脱線事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
そして、未だ救出されていない方々の一刻も早い救出を祈念いたします。
運転士のご両親様、同じ年頃の子をもつ親として涙を禁じえません。
どうか踏みとどまってご子息様を守ってあげてください。
私はいつでもご両親様の味方です。