4:40起床、曇り。+23℃
夜半の涼風に寝苦しさも和らいだ。
お盆も過ぎてコオロギの声が大きくなった。
一昨日の8月14日6時50分に自宅を出発、赤城山行に出かけた。
10時過ぎに赤城山麓に到着、駒ヶ岳登山口に車を置いて、そこからまず赤城連山の主峰黒檜山を目指した。
駒ケ岳登山口10:30にスタートし黒檜山登山口10:50到着。そこから岩だらけの山道を一気に登った。12時には黒檜山頂に到着、昼食を摂った後、尾根伝いに駒ケ岳に至りそこから下山し14時にはスタート地点に到着した。この二つの山は麓から見るとお饅頭を二つ並べておいたような山容である。岩場を登りきったところから眼下に大沼を見ることができ、おいしい登山を楽しんだ。
下山後、覚満淵、小沼に立ち寄る。
覚満淵は小型の尾瀬ヶ原のようで、水面を渡ってくる涼風が気持ちよかった。
小沼から今度は大間々駅近くにある酒造2件を目指し車を走らせた。
「赤城山」の近藤酒造はお盆休みのため購入を断念。
「福栄」の奥村酒造も休みであったが、主人が店を明けてくれて購入できた。
そこから宿泊地の太田駅にあるホテルに向う。途中、讃岐うどん屋に寄って腹ごしらえをした。
ホテルで一息ついた後、今回の旅の目的の一つである「尾島ねぷた」見物のため電車で太田駅から祭り会場の最寄駅木崎に向った。
木崎到着直前の7:30ごろからゲリラ豪雨になった。
それでも、せっかくきたのだからとシャトルバスで会場に向う。
バスを降りてねぷたの山車が集まっているところまで歩いて行く間に雨も止み、おかげで三連大太鼓を女性6人が太鼓にまたがって威勢よく叩く、ねぷた祭りの華を観ることができた。
ただそれからいくらもしないうちに雨が降り出したため急いで帰途に着いた。
太田駅南口からはまっすぐな広い道路が通っている。しかもその歩道の幅は車道よりも広い。
さらに驚いたことにはその道の両側が軒並み風俗営業店であった。
駅前商店街が大型郊外店に客を奪われ、その行き着いた先が駅前風俗街であったとは!
北口は駅前に新田義貞像が設置されているだけで、商店の一つも見えない。
線路は高架にして踏み切りなどないのにこのコントラストに愕然とした。
翌15日は新田の里のシンボル「金山城跡」に行った。
思いのほか立派な城構えに驚嘆した。
この城は日本100名城の一つということだ。
この城の高みから富士重工のスバル町そして風俗街、太田市役所を一望できる。
時の流れに思いを馳せた。
帰りの道すがら、「利根鶴」の太刀川酒造、「群馬泉」の島岡酒造、「太平記の里」の山崎酒造に立ち寄って本醸造酒を一本ずつ購入し、15:20自宅に着いた。
いつものことながら朝から晩まで盛りだくさんな旅であった。